地域の中学生、突然の体調不良から始まった闘病生活。
1学期は、県外の病院に入院するなど治療に専念をしたそうです。
そして、2学期から少しずつ学校に行きたい!
ご自宅周辺の悪路でも外に出たい。
ということで、「アウトドア用の車イス」貸りることできますか?
と八ヶ岳KFDに連絡をくださいました。

もちろん!使ってください。
と八ヶ岳KFD「JINRIKI®︎」は地域の中学生に使っていただくことになりました。

そして、お母さんから、「JINRIKIで体育祭に出たいんです!」との連絡。
体育祭何もしないで、見ているだけじゃなくて、何か参加できるように、学校にアウトドア用の車椅子の使用許可を交渉中なんです。とのことでした。
素敵!参加したい!って思いがあるなら叶えたい!
それに、学校がインクルーシブ教育を受け入れてくださる良いきっかけになりそう!
私も嬉しくて、何かできれば!と思っていたのですが、それより早くお母さんからOKの連絡!!

そして、今日は当日でした。

八ヶ岳ブルーの空が広がる、ちょっと暑いくらいの日差しが、
闘病中の彼女にはちょっときついかな・・と思いながらも、
お母さんや先生、そしてお友達と協力しながら、楽しそうに参加されているではないですか!!
      
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お母さんからは、
「借り物競争で、本当はお友達にJINRIKIを引っ張って欲しかったんです。でも危ないからお母さんに、とのことだったので、私が引っ張って参加します。」
なるほど、借り物競争、3人4脚、4人5脚なんですね・・・。
風を切ってアンカーの組みでお母さんと走る彼女はとても楽しそうでした。
 
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今回、車椅子を使う彼女の他にも松葉杖の子。怪我の治療中で運動ができない子。そして入院中だけど外出許可をもらって応援に来ている子。と様々な理由で、体育祭の競技には参加はできないけれど、気持ちは仲間!の生徒がたくさんいることを知りました。

そして
お母さんがお話ししてくださったエピソードがとても印象的でしたのでご紹介します。
車椅子で学校に行って、お友達が車椅子を触りだした時に、
先生が「車椅子で遊ばない!」と注意したんだそうです。
すると、誰も車椅子に触ってくれなくなったんです。
そこで、お母さんが車椅子にみんな乗ってみて!
遊んで良いよ。乗って!乗って!!
と促して、先生にも「みんなに乗ってもらってください」と話したところ、
みんなが車椅子に集まってくるようになったんです。
今では車椅子押すのもみんなクラスのお友達が率先して手伝ってくれるの。
車椅子が空いてる時は、誰かが乗ってクルクル練習したりもしてるの!!と
話してくださいました。

そう。私たち、車椅子に触ったらいけません。
遊ぶものではありません。
車椅子は病気や怪我をしている人のものです。
と教わって来てのかもしれないですね・・・。
だから、気軽にさわれない。

本当はみんなが気軽に乗ったり、触ったりすることで
車椅子を知って、誰かを助けることができるかもしれない。
そして、いつかは助けてもらうことがあるかもしれない。
そんな日常が  この街に生まれてきているのだな。と実感しました。

彼女とお母さんのアクションがもっと多くの誰かのためにつながるように、八ヶ岳KFDは今後もお手伝いを続けて行きます。


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JINRIKI®︎は山梨県北杜市、八ヶ岳地域の多く方にクラウドファンディングという形でご支援していただき、購入したものです。
山梨県北杜市内であれば無料で貸し出しているアウトドア用の車椅子です。
ぜひご興味のある方、利用されたい方お気軽にご連絡ください。